
歴史にそんなに興味がなくても、本(マンガ)が面白いと、どんどん読んで自然に知識が身につきます。
小学生から中学生くらいの子どもにおすすめの、歴史関係の本をご紹介します。
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
昔からいろいろな出版社から出ている「学習まんが」
おすすめは、『角川まんが学習シリーズ日本の歴史』です。
おすすめポイントは、表紙がソフトなところ↓


えっ、紙の質感?内容じゃなくて?
そう。子ども本人が読んでくれないと意味がないので、読みやすい形状の本であることがかなり重要です。
『角川まんが学習シリーズ日本の歴史』は、堅い厚紙ではなく柔らかい表紙で、普通の漫画本と同じくらいのコンパクトな大きさ。
寝る前にベッドの上でゴロゴロしながら読むのにちょうどいい持ち心地です。
(本当は、寝ながら読むのは目に良くないのですが…。)
内容も分かりやすくて、するする読めるので、ざっくりした歴史の流れを理解できます。

マンガだと、登場人物に共感しやすいので、歴史上の人物を身近に感じられるかも。
もちろん、これだけでは年号や細かい内容は覚えられません。
細かい内容を覚える前に、歴史が苦手な子は、まず「流れを理解すること」「歴史に興味を持つこと」が大事です。
『鬼滅の刃』から江戸時代に興味を持ったりするように、この本を読んで、歴史を好きになってくれればいいかな…と思います。
歴飯ヒストリア
歴史上の有名人たちは、何を食べていたのでしょうか?
気になりますよね。
この本『歴飯ヒストリア』では、紫式部や織田信長、徳川家康などの7人の歴史上の人物が食べていたものに、スポットを当てた本です。

中身の3分の2はマンガ。大人だったら2時間くらいで読めそうなくらい軽めの本です。
食べ物の好き嫌いやこだわりって、その人物の性格や育ち方が反映されているので、具体的に食べていたものを知ることで、歴史上の人物を身近に感じられます。

大人が読んでも面白いですよ。
東大脱力講義 ゆるい日本史 鎌倉・室町・戦国時代
子どもたちって、「東大」好きですよね。
東大王とか東大生クイズとか…。
この本は著者が東大教授なので、タイトルに『東大脱力講義ゆるい日本史』と「東大」が入っています。

これだけで子どもはちょっと興味を持つ…かも?
内容は、鎌倉~室町~戦国時代のドラマティックで激動な時代の中にある「ゆるいエピソード」を、軽い会話調の文章と、ときどき「見開きマンガ」で解説したもの。
例えば、2代目将軍で武闘派の源頼家のことを”いつもイキッているマイルドヤンキー”、蹴鞠のことを”いまでいうフットサル”といった感じで、軽~く分かりやすく説明しています。
『今日から俺は』や『東京リベンジャーズ』の世界観好きな子に、ハマると思います。
13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしよう。
歴史に興味がない人向けに書かれた、戦国時代の「戦」を分かりやすく解説した本です。
『○○の戦い』の裏にある戦闘以外のあらゆるストーリー(登場人物の関係性、なぜ戦うことになったのか、戦いの後はどうなったのか…)や、「勝ち方」「負け方」を学ぶ歴史は、これからの生き方に役立つよ…という本です。
用語だけ覚えてるとチンプンカンプンなことも、”悪いやつって言われている人が、「実はすごい人」って場合もある…明智光秀”とか、”ウソで自分を盛りまくっていたら、結果トップになっちゃった…豊臣秀吉”と聞くと、

なるほど
急に腑に落ちます。
そんな感じの本です。
おまけ:レキシ聴いてみて
本は無理?
じゃあ、音楽から入るのがいいかも!

レキシ、聴いてみて(笑)