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エリカワ
アラフィフのパート主婦
夫と子ども2人(大学生と中学生)を観察・応援しながら、ほどほどに働き、楽しく暮らしたいアラフィフ主婦。
モットーは「とりあえずやってみる!」
気づいたことや学んだことを共有します。

【子宮腺筋症】手術決定から手術までの4ヶ月にしたこと・準備・お金

今まで長い間、子宮腺筋症に悩まされてきましたが、このたび「子宮全摘手術」をすることが決まりました。

ただ、実際に手術をするのは4ヶ月後。

まだあと4ヶ月間も、大量出血の日々が続くのか…

…と思ってがっかりしてしまいましたが、手術することが決まった後は薬で生理を止めたため、手術までの期間は意外と快適に過ごせました。

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目次

1日1回、レルミナを飲む ×4ヶ月

手術までの約4ヶ月間、レルミナという薬を飲み続けます。

薬の効果で、生理(出血)を止めて偽閉経状態を作り、貧血を改善させ、肥大化した子宮を縮小させて、手術に備えるそうです。
副作用として、更年期障害に似た症状が強く出る人もいるそうですが、もし症状が出た場合は漢方薬等で対処していくとのことなので、恐る恐る飲み始めます。

薬は何時に飲む?

レルミナは、毎日1錠、同じ時間に(なるべく空腹時に)飲まないといけないのですが、飲む時間は朝でも夜でもよいとのこと。

医師からは、朝起きて朝食を食べる前に飲むように指示されました。しかし、薬剤師さんからは、夜寝る前のほうが同じ時間に飲みやすいからいいのでは…とおすすめされました。

さて、いつ飲むか…。

朝は出勤前でバタバタしていて忘れそうだし、休日はゆっくり起きることもあるので、薬剤師さんのおすすめに従い、夜(寝る前)に飲むことにしました。

といっても、寝る時間は毎日微妙に違うので…、確実に起きている「夜の9時」に決定。

アラームをセット・薬に日付を記入

薬を飲むのを忘れないように、スマホのアラームを毎日21時に鳴るようにセット。

また、飲んだか飲んでないか分からなくなってしまうことがあったので、薬に日付を書いて管理していました。

アラームもかけてるのに、薬を飲んだかどうか分からなくなるなんて、アラフィフでこんな感じでは自分でもかなりマズいとは思うのですが…。

アラームを止めつつ何か他のことをしていたりすると、忘れてしまうのです。

副作用(※私の場合)

懸念していた副作用ですが、私の場合はそれほど強くはありませんでした。

それでも、「滝汗」「頭痛」「肩こり」「手指のこわばり」「白髪が増える」の症状で少し日常生活に支障が出ました。

特に汗(ホットフラッシュ)が一番大変で、会社で普通に座って仕事をしていても、手元の書類にポタポタ滴るほど。
大事な書類が汗で汚れてはいけないので、常にハンドタオルで顔や手を拭いていました。

ハプニング発生!新型コロナ陽性に!!

実は入院の前月に、新型コロナにかかりました。

幸い症状は軽く、術前検査よりも前に回復したのでよかったのですが、手術が延期になってしまうのでは…と焦りました。

術前検査(手術の1ヶ月前)

手術の1ヶ月前に「術前検査」があります。
病状を確認するのと、手術ができる状態の体か(別の病気はないか)を調べるためだそうです。

術前検査で実際に行ったのは、下記のとおり。

  • 身長体重
  • 血液検査(6本も採血…)
  • 尿検査
  • 心電図
  • MRI検査
  • 内診
  • 問診(アレルギー、家族の病歴など)

健康診断のときのような流れ作業で、所要時間は約1時間半でした。

検査結果は、1週間後に再受診して確認。
検査結果の写真を見ると、子宮腺筋症で直径12㎝くらいだった子宮が、レルミナ効果で7㎝まで小さくなっていました。
血液検査の結果も特に問題なく、貧血も改善していたので、手術O.K.とのこと。
よかったです。

子宮が小さくなっているなら、手術しなくても大丈夫なのでは?

…と思い、先生に聞いてみたら、

レルミナの効果で小さくなっているだけで、薬をやめると元に戻りますよ。レルミナは6ヶ月までしか連続使用できないので。

と言われてしまいました。子宮腺筋症が治っているわけではないそうです。

話はそれますが、病院の待合室で、偶然ママ友に会いました。

お互いの子どもが保育園に通っているころからの知り合いなのですが、最近会っていなかったので「こんなところ(病院)で会うなんて‼」とキャッキャしてしまいました。

が、ここは婦人科。すぐ、お互いの病気の話に。

来月、子宮全摘の手術をするんだよね。今日は術前検査なの。

私は、この前手術して、今日は退院後の検診。

そうなんだ~。で、調子はどぉ?どんな感じ?

あ~、まだ結構痛い。手術が終わった後も一晩中痛かったよ~。あ、でも、出産よりはラクかな。

とにかく痛そう…だということが分かりました(泣)。

手術2週間前から、毎日膣剤を入れる?!

手術の2週間前から、レルミナに加え、もうひとつ薬が増えました。
「エストリール膣錠」という錠剤です。

私は腹腔鏡手術を行う予定で、おなかの中で切った子宮を膣から出すのですが、その際、手術の器具などで膣の中に傷がつかないようにするためのお薬だそうで、1日1錠使用します。

膣剤を使うのは初めてだったので、処方されたときには少しひるみましたが、やってみるとそんなに難しくなかったです。
お風呂上りにしゃがんだ状態でやると、入れやすいです。

仕事を休む準備(派遣社員の場合)

早めに上司に伝えて、休めるか確認

手術をするということは、入院1週間+自宅療養2週間くらい=3週間は仕事を休むことになります。

実際に休むことになるのはまだ先の話ですが、職場には迷惑をかけてしまうことになるので、早めに伝えたほうがいいと思い、手術日が決まったらすぐに職場の上司に伝えました。

また、私は派遣社員なので、同じタイミングで派遣会社の担当者にも連絡しました。

派遣会社の担当者が、職場の責任者に話をつけてくれたようで、私の3週間の休暇と派遣契約の継続はすんなり決まりました。よかったです。

職場へのアナウンス

私がしばらく休むことによって、一番業務負担が大きくなる(つまり迷惑をかける)のは、同じ部署の同じ業務を担当している派遣社員さんたちです。

同じ部署の派遣社員の方々には、休む1ヶ月前に長期休暇についてアナウンスしました。
(全員女性なので、病名や症状なども包み隠さずお伝えしました。)

男性社員も含む職場全体への連絡は、ミーティングの中で連絡事項として発表することになり、
「持病の治療で手術することとなり…」と病名は言わないかたちで伝えました。

突然3週間も仕事を休んだら迷惑をかけることになるし、かと言って具体的に病名や症状まで詳しく説明されても相手はどう言っていいか困るだろうし、ぼんやり病名を隠して伝えると「何の病気なの?」って疑問がわくだろうし…。

職場全体へのアナウンスは、どうしたらいいのか正解が分かりません。

休む前までは、全力で勤務

長期の休みを取ることを周りに事前に伝えたため、業務の引継ぎはスムーズだったと思います。

休みに入る前は、いつもよりもフルパワーで業務をこなし、前もってできることはすべて終わらせました。

しかし、3週間も休んだら、仕事のやり方も忘れて使い物にならなくなっているような気がして、仕事復帰するのが少し不安です。

お金のこと

検査、薬など、治療にお金がかかる

手術することが決まってからの4ヶ月間、結構お金がかかりました。

病院に通ったのが6回。
診察・検査・薬代などを合わせると、支払ったのは合計で57,000円くらい。

特に、薬(レルミナ)が高い!
1ヶ月分で約9,000円です。

領収書をなくさないようにして、年が明けたら確定申告(医療費控除)しないと…。

限度額適用認定書の申請

入院が決まったとき、病院の事務担当者の方からの説明で、事前に「限度額適用認定書」を用意しておくように言われました。

「限度額適用認定書」とは…
入院等であらかじめ医療費が高額になることがわかっている場合、「限度額適用認定書」を医療機関に提示することで、1ヶ月の支払い額が自己負担限度額までとなる制度です。

つまり、この「限度額適用認定書」を用意しておけば、支払い額(ひと月の上限)が決まっているのでそれ以上にはならないということ。もちろん、申請します!

病院からは「会社や健保によって請求窓口が違うので、自分で確認してください」と言われました。

派遣社員の場合は、派遣会社が取りまとめているところと、健保に自身で直接やり取りをするところがあるようですが、確認したところ、私の場合は後者でした。

直接「協会けんぽ」ホームページから申請書類をダウンロードして必要事項を記入し郵送。
1週間ほどで「限度額適用認定書」が届きました。

適用区分は「エ」(年収370万円以下の人)。
ひと月の上限額は、57,600円です。

年収の低さがバレてしまいますが、入院費が抑えられるなら、そんなこと言っている場合ではありません。

退院時に支払う入院費用の総額も、このひと月の上限額に差額ベッド代やタオルのレンタル費用などを足したもの…と考えると、だいたい予測がつきました。

※ちなみにこの「限度額適用認定」、事前の申請が間に合わなかった場合は、治療費を支払った後で返還請求することもできます。

保険の確認と請求書類の取り寄せ

生命保険や医療保険に加入していて保険金を請求する予定の人は、入院前に請求書類を保険会社から取り寄せておくことをおすすめします。

なぜなら、保険金請求をするときの必要書類が保険会社によって違うからです。

保険会社独自の診断書を病院に記入してもらわないといけない場合もあれば、領収書や診療明細書のコピーだけで診断書不要の場合もあります。

病院に診断書を作成してもらうのはお金がかかりますし、時間もかかります。

ちなみに私は「県民共済」に加入しているので、県民共済のコールセンターに電話して保険金請求書類を取り寄せました。

保険金請求書類を取り寄せる窓口が「電話のみ」だったのですが、なかなか繋がらない…。
インターネットで取り寄せられたらいいのに…と思いました。

まだ新型コロナの自宅療養者も保険金請求ができる時期だったので、きっと電話が混みあっていたのでしょうが、それにしても電話が繋がりにくくて、繋がるまで半日くらいかかりました。

多分どこの保険会社も似たような状況だと思います。
入院直前に請求すると間に合わなくなるかもしれないので、時間に余裕をもって請求しておいたほうがよさそうです。

入院前のPCR検査(唾液式)

新型コロナが蔓延しているため、入院3日前にPCR検査をして、「陰性」の確認をしてから入院をします。

今回のPCR検査は、以前新型コロナに感染したときに行った鼻グリグリ方式ではなく、唾液を提出するものでした。

結果は「もし陽性だったら連絡する」というものなので、連絡がなければ3日後に入院です。

さて、準備は整いました。

あとは入院して、手術するだけ。
そうしたら、すっきりしてその後は楽に暮らせるはず…。
がんばります!

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