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エリカワ
アラフィフのパート主婦
夫と子ども2人(大学生と中学生)を観察・応援しながら、ほどほどに働き、楽しく暮らしたいアラフィフ主婦。
モットーは「とりあえずやってみる!」
気づいたことや学んだことを共有します。

【子どもの習い事・お絵描き】絵画造形教室に10年以上通った子の、その後の進路

こんにちは、アラフィフ主婦のエリカワです。

子どもの習い事で、気になること。それは…

子どもには好きなことをやらせてあげたいけど、お金もかかるし、やっても意味がないのでは…?

習い事を始めても、その結果が出るのは何年も先のこと。
悩む気持ちはよく分かります。

エリカワ

でも、もし、子どもが自分で「やりたい」と言い出したなら、やらせてあげてほしい。

なぜかというと、今まで、習い事をきっかけに自分の進路を見つけた子がたくさんいるから。

そこで、一例として、画家や美術の先生にならないなら一番(?)やる意味がなさそうな習い事「絵画造形教室」に、実際に10年以上通っていた子どもたちが、その後どうなっていったか、レポートしたいと思います。

子どもに習い事をさせるかどうか、悩んでいる方がいたら、参考にしてみてください。

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目次

子どもの習い事ランキング

株式会社クロスウェブが運営する「EDUSEARCH」のアンケート調査(2021年7月)によると、

子どもの習い事ランキング

1位 水泳
2位 ピアノ
3位 英会話

コロナ禍でも、定番の習い事は人気があります。
水泳や英会話は、学校の授業で役立ちますし、ピアノも弾けたら素敵ですよね。

きっかけは「お絵描きが好き」それだけ

ウチの子にも、まず、英会話と水泳を習わせてみました。
しかし、あまり長くは続かず…。
結局、一番長く続いたのは「絵画造形教室」でした。

保育園のころからお絵描きが好きな子でしたが、
それまで習っていたスイミングスクールがイヤになってきたときに、たまたま絵画造形教室を見つけ、

プール辞めたい、お絵描きしたい!

と言い出したのが、「絵画造形教室」に入るきっかけでした。
ふらっと始めた習い事でしたが、子どもにはハマッたようで、高校3年生まで約10年間お世話になりました。

何事も、やってみないと始まりません!
すぐ辞めてしまうかもしれないけれど、「やってみようかな」という気持ちがあったら、まずは一歩踏み出して、始めてみましょう。

絵画造形教室ってどんなところ?

私自身は絵画教室に通ったことがなかったので、絵画教室といえば、「風景画とか自画像を描いたりするのかなぁ…」くらいのイメージでした。

しかし、実際に教室でやっていたのは…

  • 自分の頭の中の世界を描く自画像
  • 生魚(アジなど)を見ながら描く水彩画
  • 透明なビニール傘いっぱいに絵を描く
  • 自分より大きいカカシを作る
  • 拾ってきた葉っぱに顔や手足をつけて新しい虫(?)を作る
  • 卵の殻でひな人形を作る など

「絵画造形教室なんて、お絵描きしてるだけでしょ」なんて思ってたら大間違い。
なかなかクリエイティブで独特で面白い内容でしょ。

子どもが仕上げた作品を見るだけでも、母も毎週楽しかったです。

また、課題に取り組むだけではなく、年に1回発表会をしたり、美術館に行って作品を鑑賞したり、山の上まで行って絵を描いたりなど、ウチの中でのお絵描きだけではできなかったさまざまな体験ができました。

絵画造形教室に通わせてよかったこと

家・学校以外の「子どもの居場所」のひとつ

受験期の中学生・高校生になっても辞めずに通う子が多い教室。

家でも学校でもない、自分を受け入れてくれる「もうひとつの居場所」って、なかなか貴重です。

部活や塾で忙しくて時間がないときは、ただ先生とお話しするだけで帰る子もいました。
まるで、カウンセリングルームのようです。

でも、ストレスフルな思春期の子どもにとっては、家でも学校でもない、何でも話せてリラックスできる居場所は、心が安定するための大事な場所なのかもしれません。

小さな子のお世話をしたり、大人と対等に話したり…世代間交流

3才くらいの子どもから年配の方まで、幅広い年代の方が集まる教室。
こんなに年齢が違う人が毎週集まる場所は、珍しいのでは。

小さい子にとっては、油絵を描いているお姉さんお兄さんは憧れの的だったりします。
逆に中学生・高校生たちは、小さい子たちと触れ合うことで癒されているのかもしれません。

また、自分のことを自分が小さいころから知っている大人世代の生徒もいます。
親以外にもこんなにいろいろな大人から見守られていると、うっかり横道にそれて悪い子へ…なんてことはできません(笑)。

「絵が描ける」「イラストが得意」って、カッコいい

絵画造形教室に通っている子たちは、(当たり前かもしれませんが)絵が上手!(笑)

中学校・高校生活には、結構、絵の上手な子が活躍する機会があります。
例えば、運動会のクラス旗をデザインしたり、クラスTシャツをデザインしたり、文化祭の装飾をしたり、部活紹介のポスターを描いたり、文集やパンフレットの表紙・挿絵を描いたり…。

ピアノが弾ける子、運動が得意な子もキラキラしていますが、「絵が描ける子」もカッコいいですよ

10年後の子どもたち

長くなりましたが、本題です。

小さい頃から教室に通っていた子どもたちも、高校を卒業すると、それぞれ将来の夢に向かって教室を卒業していくのですが、画家や美術の先生になった子は…

いませんでしたー!!(笑)

でも、教室での経験は、それぞれの進む道に生かされています。

保育士

もともと小さい子どもが好きだったA子さんは、大学で幼児教育を学び、保育士になりました。
大学生の頃は、絵画造形教室のアシスタントとして、子どもたちの作業のお手伝いをしていました。
保育士になった今は、季節の壁面装飾や手作り絵本、紙芝居、エプロンシアター、お遊戯会のセット作りなど、絵画造形教室での経験を存分に生かして活躍しています。

ウェディングドレスの会社に就職

美大に進み、ウェディングドレスを作る会社に就職したB子さん。
洋服が好きでおしゃれなB子さんは、ドレスを作る人になりました。
ちなみに学生時代は、得意のお絵描きを生かし、アルバイト先のカフェで、店頭の黒板描きとして重宝されたそうです。

総合型選抜入試で大学合格

高校の成績が振るわなかったC子さん。
このままじゃ進学は無理…。
でも、どうしても大学へ行きたい…。

そこで、得意な絵とプレゼンテーションだけで受験できる大学を見つけ、デザイン学科に入学することができました。

ゲーム制作の専門学校へ

おとなしいけれど、優しくてチビッコに人気のDくん。
イラストを描くこととゲームが好き…ということで、ゲームを作る会社への就職を目指し、ゲーム制作の専門学校に進みました。

まとめ

「絵画造形教室」に10年以上通った子のその後の進路をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

たかが子どもの習い事…ではなさそうでしょ。

習い事をさせる意味は、ありますよー。

・ピアノ習っていたから→ピアニスト

・絵を習っていたから→画家

みたいに、習い事がそのまま将来の職業になることはなくても、続けてきたことが、なんとなくその後の進路選びに関わってくることはあります。

子どもの将来の選択肢を増やすためにも、楽しく生きていってもらうためにも、子どものヤル気を見つけたら、応援しましょう!

違ったら辞めちゃえばいいのだし…

何事も、やってみないと始まりませんよ!

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