
海外旅行と言えば必須の「ガイドブック」
で、海外旅行のガイドブックと言えば
『地球の歩き方』
1979年創刊の昔からあるガイドブックシリーズで、私も海外に行ったときにはお世話になりました。

コンセントの型とか、ローカルな穴場スポットとか、細かい情報が満載の分厚いアレ。持っているだけで安心するガイドブックです。

しかし新型コロナの影響で、自由に海外旅行に行けなくなって早2年。
旅行ガイドブックを見ながら旅の妄想をするのもいいかな…と、久しぶりに本屋さんで『地球の歩き方』のコーナーを見たら、こんな本を発見!
地球の歩き方 ムー 異世界(パラレルワールド)の歩き方
「ムー」って、あの「月刊ムー」ですよね?
UFOとかミステリーサークルとか妖怪の雑誌「ムー」ですよね。
世界の不思議スポット…ということで、一応ガイドブック。
だけど「ムー」です。
面白〜い!
UFOやUMAなんて、我が家の中学生男子の大好物です。
その他にも、昔はなかったこんな感じの図鑑みたいなシリーズがたくさん発行されています。↓

「地球の歩き方 旅の図鑑」シリーズだそうです。
旅行ガイドブックだと、その国に旅行予定の人しか読まないけれど、「世界のグルメ」や「ランキング」「パワースポット」だったら子どもから年配の方まで幅広い層の読者が興味を持ちそう。
これまで積み重ねてきた情報を活かせるし、新しい読者を掴めるし、この企画を考えた人スゴイですね。
ちょっと調べてみたら、「地球の歩き方」の版元が変わって学研系になったようです。

学研は図鑑や参考書をたくさん出版しているので、そのノウハウと「地球の歩き方」の情報が合体して新しいシリーズが生まれたのかも。
中でも中学生の子どもが好きそうなのが、こちら↓
地球の歩き方 世界なんでもランキング
クイズ番組の影響なのか、子どもってやたら「ランキング」好き。
この「地球の歩き方 世界なんでもランキング」は「世界で1番○○」の情報満載です。
地球の歩き方 世界のグルメ図鑑
見ているだけでも楽しい「地球の歩き方 世界のグルメ図鑑」
本場の味を日本で体験できるレストランガイドがついているところが「地球の歩き方」っぽい。
カレーに特化した本「地球の歩き方 世界のカレー図鑑」もあります。
地球の歩き方 世界のカレー図鑑
カレーって、こんなにたくさんの国で食べられているんですかー??
この本を見て旅に出る…とはなりませんが、読み物としてすごく面白い。
カレーについて、料理本よりも圧倒的に詳しいです。
とにかく細かい情報が「地球の歩き方」っぽいと思います。
上記のほかにも、子どもにおすすめな「地球の歩き方 図鑑シリーズ」がたくさん。
地球の歩き方 東京
最後にもう1冊。
図鑑シリーズではありませんが、昨年話題になった「地球の歩き方 東京」
私も買ってしまいました。

東京に住んでいたら、わざわざ東京のガイドブックと買うことはあまりないかもしれませんが、読んでみると、知らなかった東京の魅力が満載で面白いです。
特にこの「地球の歩き方 東京」を読むと、東京の中を歩き回りたくなります。
個人的に面白かった記事①:「奥野ビル」

以前に何度か中の画廊に行ったことがあるので知っていたのですが、この銀座にある「奥野ビル」は築約90年のとても古いビル。
中のエレベーターは、手で開けて乗る式(手動式)で、乗るときは「大丈夫かしら、途中で止まったりしないかしら…」と毎回ドキドキします。
生まれる前の時代にタイムスリップしたみたいです。
この「奥野ビル」を紹介しているところ…というか、「奥野ビル」の紹介に1ページ使っているところが、普通のガイドブックではなく「地球の歩き方」っぽいなぁと思います。
個人的に面白かった記事②:「café紅鹿舎」

日比谷にある喫茶店「紅鹿舎」
自分が普段よく行くお店がガイドブックに載っているのは、不思議な感じがします。

個人的に面白かった記事③:江戸東京野菜

「京野菜」や「鎌倉野菜」はよく聞きますが、「江戸東京野菜」は…
東京にいても、正直「亀戸大根」と「谷中しょうが」くらいしか知りませんでした。
勉強になります。

野菜の紹介ページの後には「隠れた東京グルメ!江戸東京野菜を楽しめる店」
細かい料理のこだわり説明が素敵です。
以上、1周回って戻ってきてみたら、予想の斜め上を行ってて面白くなっていた「地球の歩き方」のご紹介でした。
本屋さんに行ったら、ぜひチェックしてみてください。
